令和2年度文部科学大臣表彰受賞 コミュニティ・スクール モデル校 |
令和3年度文部科学大臣賞受賞 全日本学校歯科保健優良校 |
あおもりけんりつもりたようごがっこう |
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青森県立森田養護学校 | ||
太陽に向かってひまわりのように |
令和2年度文部科学大臣表彰受賞 コミュニティ・スクール モデル校 |
令和3年度文部科学大臣賞受賞 全日本学校歯科保健優良校 |
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青森県立森田養護学校 | ||
太陽に向かってひまわりのように |
9月25日(水)、鑑賞会を行いました。今年度の鑑賞会は青の煌めきあおもり国スポ・障スポ実行委員会事務局の方々に来校いただき、「青の煌めきダンス出前教室」を実施しました。
鑑賞会の日をむかえるにあたって各学級でポスターを制作して校内に掲示したり、保健体育や音楽の授業で「青の煌めきダンス」を練習したりと、当日を今か今かと待ち望んでいました。
「青の煌めきダンス出前教室」がいよいよスタート!ステージ上で示範しながら振り付けを教えてくださった講師の方々はとても明るく楽しい雰囲気で進めてくれて、子どもたちも元気に体を動かす姿が見られました。講師の方からも「教えることがない!」と言われるほどみんなとても上手に踊ることができていました♪
そしてスペシャルゲストとして登場したのは「あおもり国スポ・障スポ」の公式マスコット、アップリート君!本校で「青の煌めきダンス」を全校集会などで発表している「森養ダンサーズ」と共に登場し、会場は大盛り上がりでした。その後は森養ダンサーズが「青の煌めきダンス」を発表し、アップリート君の可愛らしい動きと森養ダンサーズの軽快なダンスに会場は拍手喝采となりました。
最後に全校児童生徒とアップリート君で一緒に踊り、ダンスの楽しさと「あおもり国スポ・障スポ」に向けた期待感を高めることができた鑑賞会となりました。
鑑賞会終了後はみんなで記念撮影!アップリート君と一緒に「あおもりポーズ」で写真を撮る姿がとても素敵でした。
また、今回も「ひまわり応援隊」に会場準備などのサポートをしていただきました。いつも本校の取り組みにお力添えいただき、ありがとうございます!
2年後に控えた「青の煌めきあおもり国スポ・障スポ」を、ダンスを通して知る良い機会となりました。本校がある西北地域でも多くの競技が行われる予定です。ダンスをきっかけに大会について興味を持ってくれる児童生徒が増えてくれるととても嬉しいです。
今年度も大成功の鑑賞会となりました。
農業・紙工班では、ねぎの収穫を行いました。
今年も大きく立派なねぎが育ちました。
森養祭での販売に向けて、袋詰めの練習も頑張っています。
9月19日(木)、森田保健福祉センター「あーすとぴあ」の畑にて、今年度最後の「地域協働菜園」に取り組みました。この日は畑の片付け作業となり、除草作業や芋キャラの看板撤去を行いました。
この日も、シルバークラブの方やひまわり応援隊、社会福祉協議会の赤城さんなど地域の方と一緒に作業をしました。作業中には、「これはトマト?」「これはほおずきだよ」「このほおずきは食用だよ」などと会話が自然に飛び交ったり、地域の方が刈った草を児童が運んだりするなど、協力して作業する様子が見られました。
役目を終えた芋キャラの看板をみんなで協力して撤去しました。姿を変えて来年もこの菜園のシンボルとして戻ってくることでしょう。
活動の終わりには、本校の児童から感謝の気持ちを込めて手紙を渡すと、受け取ったシルバークラブの方からは、「涙が出るくらい嬉しいね」という言葉が聞かれ、ほっこりとした気持ちになりました。また、5・6年生からは修学旅行のお土産をプレゼントし、みんなで握手やハイタッチをしてお別れしました。
今年度からスタートした「地域協働菜園」ですが、これまでの地域との交流や繋がりを深め、発展的な活動として取り組むことができました。活動の回数を重ねる毎に、子ども達の主体的にヒト、モノ、コトに関わろうとする姿に感動し、子ども達の様々な学びを感じた「地域協働菜園」でした。この活動を次年度につなげ、地域の中で育つ子ども達の成長を今後も期待したいと思います。
9月12日(木)~13日(金)、小学部5,6年は岩手県盛岡方面に修学旅行に行きました。その様子についてお伝えします。
【1日目】
・出発式
当日朝は、曇りで涼しい天気でした。大勢のお見送りの皆さんがいる中、修学旅行の歌を歌い、「いってきまーす」と挨拶できました。
・新青森~盛岡(新幹線)
座席を向かい合わせ、和気あいあいと話を弾ませていました。新幹線が心に残った児童が多かったようです。
・初駒本店(昼食)
盛岡の中心地にある「初駒本店」で昼食をとりました。特にここでは盛岡名物の「わんこそば」など児童は好きなメニューを注文して食べ、舌鼓を打っていました。
・小岩井農場
みんなが楽しみにしていた小岩井農場です。羊や馬の動物を見たり、遊具でいっぱい遊んだり、買い物をしたり、クラフト体験をしたり、全員、充実した楽しい時間を過ごすことができました。
【2日目】
・岩手山焼走り溶岩流
200年前に岩手山の噴火でできた溶岩の跡を見学しました。黒くてゴツゴツした岩の世界が一面に広がり、全員驚きながらの見学でした。事前学習での調べ学習で学んだことを、実際の目で見て、感じてきました。
・いわてこどもの森
ここでは、たくさんの遊具があり、仕事を体験できるコーナーや自然でのアスレチック、水の広場など子どもたちは思い思いに楽しみ、とても良い表情で活動できました。
帰りは約3時間のバスの車内、カラオケをして盛り上がりました。1泊2日の旅行はあっという間でしたが、全員、体調を崩すことなく、各見学先やホテルなどで学校ではできない体験をたくさん経験することができました。挨拶など係の仕事もみんな元気に行うことができました。心に残る思い出ができたことと思います。10月7日のなかよしタイムでの報告会に向け、これから発表の練習を頑張っていきます。
2回目の水泳教室(9/18)では、着衣泳を行いました。
始めに、講師の方の説明を聞きながら、床に大の字に寝転んだり、口を膨らませたりしてみた後、実際に服を着て水に浮かぶ体験をしました。
初めは、怖がっていた生徒も、だんだん身体の力を抜いて浮かんだり、リラックスした表情で指導者に身体を預けたりできるようになりました。
9月13日(金)高等部では、アーティストGOMA氏を講師にお招きし、生徒一人一人の作品を合わせた灯籠制作を行いました。
テーマは「森田養護学校」。森田養護学校にちなみ「ひまわり」や「友達」などをモチーフにした、沢山の作品が完成しました。完成した作品は、二つの大きな灯籠に隙間なく貼られ、生徒の目の前でGOMAさんが色付けをしてくれました。
灯籠に光が灯されると、生徒からは大きな歓声と沢山の笑顔が見られました。
9月10日(火)、中学部第2学年で、弘前郵便局に行ってきました。
自分たちで書いたはがきを、ポストに投函したり、実際に消印を押したりと、様々な体験を行うことができました。中でも、はがきを宛先ごとに仕分ける機械を見学した際は、ものすごいスピードで分けられていくはがきを見て、「おー」「飛んでるみたい」など、驚く声が聞こえました。
その後、イオンタウン弘前樋の口店で買い物学習、昼食をとりました。学校に戻ってからも、「機械すごかったね」「ラーメン美味しかったね」など1日を振り返る様子が見られ、充実した校外学習になったと思います。
9月11日(水)小学部1~3組の児童が「なつまつり」を開催しました。
生活単元学習の中で、お店や出し物の内容を自分たちで考え、準備や練習を頑張ってきました。
今日は、高学年の友達や先生方がお客さんとして来場し大盛況でした。お店屋さんとして頑張った低学年の子どもたちも、お客さんとして来てくれた高学年の子どもたちも、「楽しかったね」「またやりたいね」という声がたくさん聞かれました。
↑じゅーすやもりりん
↑ぴかぴかきんぎょすくい屋さん
↑わくわくぼうりんぐ屋さん ↑ダンス発表 ↑ねぶた囃子発表
↑歌発表 ↑最後はみんなで盆踊り
高等部ニードルワーク班はミシン、さをり織り、こぎん刺しの三つの班に分かれて作業をしています。完成した織りやこぎん刺しをバックやコースター、ボタンゴムなど様々な製品に加工しています。それぞれの力を合わせて完成させた作品をご紹介します。
タイトル「赤っぽい」 タイトル「青雲」 模様「糸柱入り重ね井戸枠」
タイトルは生徒が考えています。作業製品は森養祭や作品展で販売もしますのでぜひご覧下さい。
※掲載されている作品が無い場合もありますのでご了承下さい。
小学部7、8組では、5月中旬から栽培してきたミニトマトや枝豆が順調に育ち、嬉しい収穫時期を迎えました。ミニトマトは赤と黄色の可愛いトマトがたわわに実り、8月に入ってから何度も収穫しました。子ども達はその経験から、色が濃くなった収穫適期のミニトマトを見分けることができるようになりました。
6月上旬に種まきした枝豆も大きく実り、8月22日と28日の2回にわたって収穫作業を行いました。畑では枝豆を力強く引き抜き、200メートル程離れた小屋まで一輪車で運びました。全員が一輪車を自力で操作する姿に、たくましく成長していることを確認しました。
収穫した枝豆は一粒ずつハサミで切り、選果、袋詰め、計量という作業を経て販売をしました。いずれの作業も集中や根気が求められる作業でしたが、ご覧の通り、子ども達は真剣に取り組みました。その後の販売活動では準備した枝豆があっという間に完売し、子ども達の表情は喜びと達成感に満ち溢れていました。来年の栽培活動も楽しみですね。
今年度初めての水泳教室が、鰺ヶ沢町スポーツセンター室内温水プールで行われました。
プールの中での歩行やビート板を使って浮く練習、泳ぎが得意な生徒はクロールの練習など
楽しく学習することができました。
8月29日(木)に第1回PTA研修会を行いました。今回は、津軽鉄道乗車→手打ちそば体験→斜陽館、三味線会館見学の3本立てで、約半日の日程で行いました。手打ちそば体験では、講師の方々の丁寧な指導の下、「どうなりましたか?」「すごく上手ですね」など互いに声を掛け合い、全員がそばを完成させることができました。
津軽鉄道や斜陽館では、写真を撮ったり、買い物をしたりと和気あいあいと観光する様子が見られました。保護者同士で色々な話をしながら、終始和やかな雰囲気で行われ、「あっという間だった」「子供と来ても楽しそう」など様々な感想が聞かれるなど、充実した研修となりました。
協力していただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。次回は、10月に第2回研修会が行われます。
8月28日(水)、会議室でPTAベルマーク委員会の活動がありました。お忙しい中、13名の保護者が活動に参加してくださいました。今回は各家庭から集まったベルマークや使用済みインクカートリッジの仕分け作業、ベルマーク預金の使い道を協議しました。初めてベルマーク委員になった方も経験者の方と一緒に和気あいあいと楽しく活動していました。
皆さんのご協力でたくさんのベルマークが集まっており、貯まったベルマーク預金は児童生徒のよりよい学習活動に活用させていただきます。ご協力ありがとうございました。
夏休みが明け、元気に前期後半のスタートを切った高等部の面々。8月22日の全校集会では、今年度の特別支援学校総合スポーツ大会の表彰がありました。遅ればせながら、当日の様子をご紹介します。
参加種目は、体育の時間での活動を基本に、出場したい種目を選んでいます。今年は、バスケットボール、陸上競技、フライングディスク、チャレンジボッチャにエントリーしました。合同練習など体育の時間に加えて特別時間割を組み、練習を重ねました。
当日、会場に向かう途中は大雨で心配しましたが、時間にはしっかり晴れ、開会式では本校生徒が選手宣誓の大役を果たしました。残念ながら、直前に体調を崩して参加できなかった生徒もいましたが、結果はともかく、練習の成果を発揮すべくスポーツに親しんだ一日になりました。
8月24日(土)に山形県の鶴岡市、荘銀タクト鶴岡にて全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会令和6年度第40回全国研究協議大会東北大会が行われました。
午前中は、全体会として、文科省やこども家庭庁からの行政説明や、山形県立こころの医療センター院長の講演が行われました。
午後は、テーマごとに分科会が行われ、PTA会長の伊藤さんが「心強い子どもたちの応援団」と題し、PTA活動(各委員会の活動、コロナ禍でのグッズ制作など)やひまわり応援隊の活動に関して発表を行いました。
終了後に多くの質問があり、本校の発表への関心の高さを感じました。
発表を行った伊藤さん、一緒に大会に参加し応援して下さった三上さん、山本さん、後援会会長の福士さん、地域学校協働活動推進員の工藤さん、学校からオンラインで見守ってくれた渡邊さん、ありがとうございました。また、発表スライドの写真で協力して下さった皆様、おかげさまで良い発表ができました。
全国大会では、様々な立場や地域から知識や情報を得ることができ、良い刺激となりました。今後も渉外部では、保護者の皆様と共にPTA活動を計画、実施していきます。
8月24日(土)、高等部の生徒3名がつがる市馬市まつりに参加し、作業学習で作った製品を販売しました。暑い中、また風が強い中でしたが、参加した生徒たちは、チラシを配ったり、会計・袋詰め作業をしたりと頑張りました。ご来店いただいたお客様に温かい声をかけていただき、達成感にあふれる活動となりました。
販売活動の様子 つがる市商工会青年部の皆様と
長かった夏休みも終わり、8月22日(木)から登校となります。
夏休みはどんな風に過ごしたでしょうか?皆さんの日焼けした元気な顔が見られるのが楽しみです
本日紹介する作品は高等部の「モノプリント」と「シールアート」です。
とても素敵な作品に仕上がっています
8月5日(月)、本校職員を講師に、3つの学習会を行いました。
①美術(オイルパステル画)
②知能検査について
③ICTの活用(iPadのアプリ、Googleclassroom等)について
夏季休業中も勉強に励み、授業の充実を目指します!
8月1日(木)、つがる市社会福祉協議会森田支所が主催する地域イベント「ふれあい農園収穫交流会」が開催され、本校から13名の児童生徒とご家族が参加しました。
毎年、夏休みのイベントとして開催されている収穫交流会ですが、今年度は「地域協働菜園」としてバージョンアップされ、社会福祉協議会森田支所と本校の小学部、森田小学校が連携し、4月から畑の石拾いや種芋の植え付け、看板設置、除草などの栽培活動に取り組んできました。月に一度のペースでじゃがいもの栽培活動を継続してきたため、この地域協働菜園に携わってきた子ども達はこの日の収穫を心待ちにしていました。
そして迎えた当日は天候にも恵まれ、森田地区の地域ボランティア、シルバークラブ、本校のひまわり応援隊、森田小学校の児童など、約50名が参集し、「チームワーク!」の掛け声とともにじゃがいもの収穫作業に取り組みました。 土を掘り起こすと大きなじゃがいもがゴロゴロと出てきて、友達や家族とともに和気藹々と収穫する姿が見られました。また、シルバークラブや地域ボランティアの方々が子ども達の作業を手助けするなど、皆で協力している姿が印象的でした。
参加者全員で収穫したじゃがいもはコンテナ10個分で約300㎏もの収量がありました。そのじゃがいもは袋に詰め放題で持ち帰ることができ、「今日の晩ご飯はカレーライスにしよう」という親子の会話があちこちから聞こえてきました。最後には参加者全員に社協バージョンのじゃがりこがプレゼントされ、達成感と笑顔溢れるすばらしい収穫交流会となりました。
今年度からスタートした「地域協働菜園」ですが、これまでの地域との交流や繋がりを深め、発展的な活動として取り組むことができました。この活動を次年度につなげ、地域の中で育つ子ども達の成長を楽しみにしたいと思います。
シルバークラブの皆さん 「大切なのはチームワーク!」
「じゃがいも、出てこ~い」
「重いけど頑張るぞ!」 インタビューでちょっと緊張・・・
たくさん収穫しました~ 「またやりたいです!」 「お菓子も嬉しい~」
7月24日(水)、つがる市の「松の館交流ホール」をお借りして、西北地区特別支援連携協議会研修会 兼 県民向け公開講座を開催しました。
これまで、西北地区特別支援連携協議会研修会として行われてきましたが、今年度は県民の皆様にも公開し、参加者数は本校職員を除いても50人越えというここ数年では最高数となりました。小・中・高、そして保育園や幼稚園、施設関係者などたくさんの方に参加していただき、嬉しく思います。ありがとうございました。
今回は、①「子どもの「今」を捉える諸検査のガイダンス」というテーマで、本校職員であり、臨床発達心理士の資格をもつ、飯田が講師を行った後、②「アセスメントに基づいた指導・支援の実際」というテーマで、弘前大学教育学部附属学校園特別支援教室の白石公揮氏に講師をつとめていただきました。
飯田からは、2000年以降から学習や授業の工夫だけではきちんと学習に向かってくれない子どもたちが出てきて、落ち着きのなさや感情の不安定さの問題があること、学校に「愛着」障害の視点を持ち込む必要があるのではないかということを、分かりやすい書籍の紹介を交えながら話していただきました。
また、同じIQであっても検査結果を細かく読み解くと、子どもによって得意とする分野や苦手とする分野が異なることから、検査はあくまで手段であり、検査結果だけでその子を決めつけないこと、その子の困り感を知って、その子らしさを認めた上で、上がれる分だけのステップを用意すること、人の意欲の根っこには「愛情」が欠かせないことなどを話されていました。
白石先生からは、心理検査をめぐる動向(医学モデル、社会モデル、多重知能理論など)やアセスメントについての他、実際の事例を基にWISCーⅣの解釈の仕方やアセスメントに基づいた指導について、具体的に話していただきました。
数多くの実践をされている白石先生だからこそ、検査結果に基づいた「原因」の考察と具体的な「対応」に説得力があり、研修会終了後は、多くの人から「具体的でとても参考になった」という感想があがりました。
また、毎日子どもと関わっている担任の先生方は質的情報の宝庫であること、「個別最適な学び」のベースにある「認知特性」をしっかりと把握した上で、幅広い授業のあり方を検討していかなければならないことを話されていました。
猛暑の中、お集まりいただき、ありがとうございました。