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【地域支援部】西北地区特別支援連携協議会研修会 兼 県民向け公開講座

7月24日(水)、つがる市の「松の館交流ホール」をお借りして、西北地区特別支援連携協議会研修会 兼 県民向け公開講座を開催しました。

これまで、西北地区特別支援連携協議会研修会として行われてきましたが、今年度は県民の皆様にも公開し、参加者数は本校職員を除いても50人越えというここ数年では最高数となりました。小・中・高、そして保育園や幼稚園、施設関係者などたくさんの方に参加していただき、嬉しく思います。ありがとうございました。

 

今回は、①「子どもの「今」を捉える諸検査のガイダンス」というテーマで、本校職員であり、臨床発達心理士の資格をもつ、飯田が講師を行った後、②「アセスメントに基づいた指導・支援の実際」というテーマで、弘前大学教育学部附属学校園特別支援教室の白石公揮氏に講師をつとめていただきました。

 

飯田からは、2000年以降から学習や授業の工夫だけではきちんと学習に向かってくれない子どもたちが出てきて、落ち着きのなさや感情の不安定さの問題があること、学校に「愛着」障害の視点を持ち込む必要があるのではないかということを、分かりやすい書籍の紹介を交えながら話していただきました。

また、同じIQであっても検査結果を細かく読み解くと、子どもによって得意とする分野や苦手とする分野が異なることから、検査はあくまで手段であり、検査結果だけでその子を決めつけないこと、その子の困り感を知って、その子らしさを認めた上で、上がれる分だけのステップを用意すること、人の意欲の根っこには「愛情」が欠かせないことなどを話されていました。

 

白石先生からは、心理検査をめぐる動向(医学モデル、社会モデル、多重知能理論など)やアセスメントについての他、実際の事例を基にWISCーⅣの解釈の仕方やアセスメントに基づいた指導について、具体的に話していただきました。

数多くの実践をされている白石先生だからこそ、検査結果に基づいた「原因」の考察と具体的な「対応」に説得力があり、研修会終了後は、多くの人から「具体的でとても参考になった」という感想があがりました。

また、毎日子どもと関わっている担任の先生方は質的情報の宝庫であること、「個別最適な学び」のベースにある「認知特性」をしっかりと把握した上で、幅広い授業のあり方を検討していかなければならないことを話されていました。

 

猛暑の中、お集まりいただき、ありがとうございました。

 

  

 

 

県障がい者スポーツ大会の練習をしています!

 第32回青森県障がい者スポーツ大会が、8月25日(日)に新青森県総合運動公園で開催されます。本校と森田学園からも、陸上競技に10名、フライングディスクディスリート5に5名が参加します。この大会に向けて、選手たちは夏休み中も練習を重ねています。互いに声をかけ合いながら和気あいあいとした雰囲気で取り組んでいます。当日は9名の教師が現地で選手をサポートします。練習の成果を大いに発揮してほしいと思います。

教職員の研修をしています

今年度は、教職員の研究活動「ねらいの明確なICT活用推進とメディアコントロール力の育成(3年計画)」の取り組みの2年目です。

今日は、Aグループ(ICTの活用)とBグループ(メディアコントロール力の育成)に分かれて取り組みました。

Aグループでは、ICTを使った授業の実践事例について、8名の先生が発表しました。

どれも、iPadやプロジェクタを工夫して使っていて、これからの授業づくりに向けて有意義な情報交換となりました。

Bグループでは、使いすぎ(動画の見過ぎ、ゲームのしすぎ等)を防いで健康的にICT機器と付き合うために、どんなことができるのか、意見を出し合いました。様々なアイディアが出され、これからの取り組みについて考えることができました。

夏休み中に、2回の研究活動を予定しています。

次回も、職員間で情報交換し、意見を出し合って、よりよいICT機器との関わりを目指していきます!

Aグループの様子Bグループの様子

 

7月19日全校集会

 7月19日の全校集会では、中学部の「修学旅行の思い出」発表、夏休みの生活について、丈夫な体の作り方についてなどのお話がありました。

最後は、森養ダンサーズと一緒に「青の煌めきダンス」で楽しみました。

 

 

 

 

夏休みが始まります!

いよいよ明日から夏休みです!

7月20日(土)から8月21日(水)まで、33日間の長いお休みとなります。

夏休みはお祭りや花火大会など、楽しいイベントがたくさんあります。

けがや病気に気を付けて、充実した夏休みにしてくださいね。

8月22日(木)に、またみなさんの元気な顔が見られるのを楽しみにしています!