募集要項を掲載しました。出願用紙の交付期間は、令和7年11月5日(水)~12月23日(火)となっております。
お知らせ
令和4年度西北地区特別支援連携協議会研修会開催
令和4年7月26日(火)つがる市生涯学習センター「松の館交流ホール」にて、令和4年度西北地区特別支援連携協議会研修会が行われました。折から新型コロナウイルス感染症急拡大となりましたが。防止対策を講じての開催となりました。
研修会は「発達障害のある幼児児童生徒への支援の実際」をテーマとして、幼児期・小学校期・中学校期、それぞれの段階に応じた支援の実際を、現場で直接指導している先生方から講演してもらいました。
幼児期は、児童発達センターやまぶき園 言語聴覚士 成田光順氏(西北地区エリアアドバイザー)が講演しました。幼児期の対応はことばの面からの不安感からの相談が多いこと、ことばの発達や愛着関係、指導場面での対応など、実際の例を交えてお話しされました。ことばの発達の重要性や支援方法の多様さなどを改めて確認できまし
た。
小学校期は、弘前大学教育学部附属学校園学習支援室 中村修氏が講演しました。中村氏は、これまでの支援で関わった子供の様子から、全体的に「不器用な子供」が増えていること、発達性協調運動症への対応、ビジョントレーニングのあり方、原始反射など、実際の映像を交えてお話しされました。子どもの支援に向けて、これらの「発達」の視点を持つことで、支援の幅が広がることを感じました。
中学校期は、弘前大学教育学部附属学校園学習支援室 白石公揮氏が講演しました。白石氏は、中学期の課題の特徴や2つの認知処理特性に応じた指導のあり方、それらをふまえた実際の指導事例をお話しされました。中学校期では特に学習面での課題解決が求められることや、そのために校内でどのように連携をすればよいのかを具体的に考えることができました。
今回の研修会には、森田養護学校教職員の他、西北地区の小・中・高校、各市町村教育委員会、保健師、福祉関係者など、子どもの発達支援、教育。療育に関わる方々が多数参加しました。発達段階に応じた講演は、それぞれの参加者にとって得ることが多かったのではないかと思います。開催当日は、猛暑の中お集まりいただき、また感染症対策にご協力いただきましてありがとうございました。
研修会のご案内
令和4年度 西北地区特別支援連携協議会 研修会の御案内
本連携協議会では、県の重点事業「令和4年度地域における特別支援教育相談体制強化事業」の一環として、「発達障害のある幼児児童生徒への支援の実際」について、標記研修会を開催します。関係する皆様の御参加をお待ちしております。
1 日 時 令和4年7月26日(火)
13:20~16:30
2 場 所 つがる市生涯学習交流センター「松の館 交流ホール」
つがる市木造若緑52 (℡ 0173-49-1200)
3 対 象 西北地区の小・中・高等学校職員、西北地区の
幼・保園関係者、西北地区特別支援連携協議会委
員、西北地区の福祉サービス事業者
4 日程及び内容
時 間 | 内 容 |
12:45~ | 受付 |
13:20~ | 開会行事 (1)あいさつ (2)事務連絡 |
13:30~15:50(40分×3) ※講義の間に休憩時間 | 研修会 「発達障害のある幼児児童生徒への支援の実際」 ・幼児期 やまぶき福祉会 成田 光順 氏 ・小学校 弘前大学教育学部附属学校園 ・中学校 弘前大学教育学部附属学校園 |
16:00~16:25 | 質疑応答 |
16:25~16:30 | 閉会 (1)あいさつ (2)事務連絡 (3)アンケート記入 |
5 参加申し込み
別紙「西北地区特別支援連携協議会研修会参加申込書」に必要事項を記入の上、メールまたは上記申込用紙にてお申し込みください。
※締め切り 7月19日(火)
○施設や小中学校の通級指導教室で、実際に発達障害のあるお子さんを指導してきた3人の先生方が講義します。
○「文字を書くことに苦手さがある」「よく友達とトラブルになる」などなど、日頃関わっているお子さんが示す困り感に、どのような指導・支援をしていけばよいか、きっとヒントを持ち帰ることができる研修内容となっております。
○講義の後には、付箋紙に書かれた質問に3人の先生が答える質疑応答の時間も設定しております。
◎ぜひ本研修会にご参加ください!!!
令和3年度西北地区特別支援連携協議会第2回運営協議会並びに研修会
令和4年1月12日(水)つがる市生涯学習センター「松の館交流ホール」にて新型コロナウイルス感染防止対策を講じて第2回運営協議会並びに研修会が行われました。
参集しての開催は約2年ぶりとなる運営協議会では、令和3年度事業報告、巡回相談員制度の活用実績、令和4年度活動計画(案)について説明がありました。事業報告では、書面開催となった第1回運営協議会で行ったアンケート結果についても説明があり、同じ職分での情報交換や同じような課題について協議したいという意見から、昨年12月に各市町教育委員会の委員が参集し、西北地区の就学支援委員会について情報交換・協議をする部会を設定し、実施したことも報告されました。
研修会では、「本人・家族が望むサポート~家族の視点から地域に望むこと~」と題して、弘前医療福祉大学教授 小玉有子氏、ARTIST GOMA氏を講師に招いて講話をしていただきました。前半は、GOMA氏とその母親である小玉先生から、当事者と母親の立場で、幼児期から現在に至るまでの経験や思いについてお話ししていただきました。後半は、研修会参加者からの質問に対して講師のお二人からお答えいただきました。GOMA氏へ絵についての質問が多くあり、「これまで失敗した作品はあるか」との質問に対して「失敗はしない。これまで失敗は一度もない。失敗と決めるのは自分である。」というお答えがとても印象的でした。
開催当日は、悪天候の中お集まりいただき、また感染症対策にご協力いただきましてありがとうございました。
西北地区連携協議会第2回運営協議会 中止のお知らせ
また、弘前医療福祉大学教授 児玉有子氏とアーティストGOMA氏の講話を楽しみにしてくださった方も多いかと存じますが、次年度に実現できますよう日程調整を進めて参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
西北地区特別支援連携協議会研修会が開催されました。
あいにくの雨天となりましたが、小・中・高等学校職員や、行政、福祉関係者等、83名もの参加者が一堂に会し、事例発表や講話をとおして、個別の教育支援計画や指導計画の作成・活用について理解を深める場となりました。コロナ禍の中、参加いただいた皆様には、検温や手指消毒、マスクの着用等のご協力をいただき、誠にありがとうございました。
研修会では、個別の教育支援計画と指導計画について概要説明がなされた後、鶴田町立鶴田小学校の五十嵐由紀先生、青森県立中里高等学校の佐藤和加子先生、青森県立木造高等学校深浦校舎の青山知郁子先生より、各校での活用事例を具体的に分かりやすくご紹介いただきました。
エリアアドバイザーの伊藤清治氏からは、「支援計画や指導計画は、繋がっていくからこそ価値がある。引き継ぎされた実践を共有し、発信することが必要。学校や関係機関が互いに学び合い、皆が笑顔になるような連携を。」とのお話をいただき、改めて連携することの大切さを学びました。