学校生活

【高等部】外部講師による授業

12月7日(木)高等部5組で、外部講師による授業が行われました。

今回は「福祉の仕事“あれこれ”」ということで、五所川原市内にある老人デイサービスラサンブレ御所と青山荘から、加藤さんと福士さんのお二人に講師としてお越しいただきました。

  

 

生徒たちにとって、「福祉の仕事」はそれほど身近な仕事とは言えず、興味があると答えたのは2人だけでしたが、生徒たちはどんどん前傾姿勢になり、熱心にお話を聞いていました。

後半には車椅子体験も行いました。

今回は学校にある車椅子2台の他に、青山荘からリクライニング型の車椅子も持ってきていただき体験をしました。

  

初めは、乗る方も介助する方も怖々・・・といった感じでしたが、動作の切り替えの時に声をかけることで、乗っている人も安心できるとアドバイスをもらい、すぐに実践していました。

車椅子でスロープを降りる時には、車椅子の重さに驚きながらも、乗っている人が怖くないよう、スピードを抑えて降りるよう、全身を使って車椅子を操作していました。

       

福祉の仕事は、人を相手にする仕事で、相手から学ぶことがたくさんあることが魅力ですと話されていました。加藤さんや福士さんが、デイサービスでおじいさんやおばあさんのことを思いやりながら仕事をされていることが伝わってくる時間でした。

どんな仕事でも相手のことを考え、思いやりながら働くことが必要です。それは福祉の仕事だけではなく、農業でも、製造業でも大切なことだと感じました。

今回は福祉の仕事についての授業でしたが、働くことの楽しさや面白さについても学ぶことができたように思います。

講師のみなさま、お忙しい中ありがとうございました。